本日3度目の更新。
先程2月のMONTHLY FAIRとしてサーフボードオーダーフェアのお知らせをUPしました。
是非ご確認下さい。
サーフボードに関して僕の思い。
ここ数年の間にサーフボードの価格破壊が起きました、それはサーフィン文化の無い国だったり、サーフィンをやらない人達が作る物だったり。
技術と材料、道具があれば作れる物かもしれません。
ただそれは見た目のコピーに過ぎないのではないかと僕は思います。
なぜそう思うかは、数年前に中国製品で低価格のサーフボードを数本取り扱った事があるからです。
それは当時でいえば流行始めた類のボードデザインをセカンドボードとして提案するには良いプライス、そして良い仕上がりだと思ったから。
実際に仕上がってきたボードは目を疑う程よく出来た物でした、オーダー時に出したカラーサンプル、デザインサンプルと全くと言っていい程に同じ物、これには本当に驚かされました。
オーダーをされたお客様も喜んで持ち帰った事を覚えています。
ですが、そこから違いが出てきました。
海で使ってみればあっという間にダメージが出来てしまうボード達。
普通に使っていれば考えられないような場所に傷、リペアをやっても次々と壊れてしまうボード。
リペアファクトリーに出せば〇〇のボードのリペアが多いと話題に。
どうやらアクセス以外からも同じ製品のボードが同じ様な壊れ方をしてリペアファクトリーに次々に舞込んで来ていました。
日本から技術を伝え、材料、道具を渡して作っていたサーフィン文化の無い国で作られたボード、結果的には見た目のコピーでしか無かった訳、製造工程に多くの問題があったようです、だからこそ低価格で作る事が出来たのではないかと思います。
結果的に新しいボードの寿命は極めて短く、その価格の訳が分ったのです。
まさに「安物買いの銭失い」
現在でもそのボードは販売されていると思います、勿論見た目は良く出来ているので飛びついてしまう方がいてもおかしくありません。
その経験があるので僕はサーフィン文化のある国、そしてサーファーが作るサーフボードに大きな意味があると思います。
多くのシェイパーさん達は過去の経験、そして新たな研究、自身でのテスト、ライダーでのテストを重ね続ける事で僕達が納得して楽しめるサーフボードを作ってくれています。
良いボードには意味がある。
クオリティは勿論、それぞれのデーターに合わせて作られるカスタムオーダーのサーフボード。
1本の波を気持ちよく、楽しく、時にスリリングに乗るには信頼のあるブランド、シェイパーのボードを選んで頂きたいと思います。
サーフボードに限らず、全ての道具や物、不意の事故は仕方がありませんが、大切に扱いメンテナンスを続ければ長く使えます。 神経質になるのでは無く道具に愛着を持って扱えば大丈夫です。
低価格の物を頻繁に買い換えるのでは無く、良い物を大切に持ち続け、次のステップへ進む時にまた新しくする方が良いのではないでしょうか??
長々となりすいません。
同じ考えの方もいれば、違った考えの方もいます、これは僕個人の考えです。
サーフボードへの思いは以上です。。
現在サーフボードのオーダーをお考えの方、サーフボードが欲しくなっちゃった方、2月のMONTHLY FAIRはカスタムオーダーがお得な1ヶ月です。
YU SURFBOARD、DICK BREWER SURFBOARDの2ブランドでフェア開催です。
この時期のオーダーであれば春先の暖かくなってくる頃にはニューボードで気持ちよく海に入れます。
(ケビン、ブルーワー先生のシェイプにはお時間がかかります)
是非宜しくお願いします。
お知らせが1つ。
2月1日(水)
melpleの展示会が渋谷で開催されます、1日は展示会に行きますので夕方には閉店いたします。